熱中症の予防・対策にはスポーツドリンクではなく麦茶を飲むのが効果的!

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麦茶

熱中症で搬送。。というニュースが
今年も始まってしまいました。

熱中症にスポーツドリンクは?

スポーツドリンクは、
意外と糖分が多くて、
1本(500ml)のペットボトルに
砂糖が20~30g入っています。

これだと具体的な量が
わかりにくいですが、
20~30gの砂糖とは、
スティックシュガーだと10本分、
角砂糖なら8個分です。

以前は、熱中症対策には
スポーツドリンクが
勧められていましたが、
糖分の摂りすぎを懸念してか、
最近は推奨されなくなりましたね。

スポーツドリンク以外で
熱中症の予防や対策に
積極的に摂りたい飲み物は、
実は「むぎ茶」なんです^^

熱中症は水分とミネラルの不足から

熱中症とは、高温の環境下で
体内の水分やミネラルの
バランスが崩れたり、
体内の調整機能が低下すると
発症する障害です。

ミネラルは人間の体内では
作ることができないため、
食べ物や飲み物から
摂取する必要があります。

水分やミネラルが
汗で失われてしまいがちな
夏には、意識して
水分とミネラルを
補給する必要があります。

予防・対策にむぎ茶が効果的な理由

麦茶のミネラルの成分をみてみると、

ナトリウム:1mg
カリウム:6mg
カルシウム:2mg
リン:1mg
亜鉛:0.1mg

となっています。

麦茶だけで、1日に必要な
ミネラルを補うのは
ぜんぜん無理な含有量で、
ことミネラル補給に関しては、
麦茶だけでは
到底補い切れません。

ミネラル麦茶、
などという商品もありますが、

麦茶によるミネラル摂取の
過信は禁物です(^^;

ですが、むぎ茶はノンカロリーで、
刺激のある成分を含まないため、
乳児・幼児から高齢者まで
安心して飲むことができます。

また、カフェインが含まれないため
利尿作用も少なく、
脱水などの症状も起こりにくい
飲み物です。

さらに、水分やミネラルが
不足して血液が
ドロドロ状態になると、
熱をうまく発散させることが
できずに熱が体内にこもり、
熱中症にかりやすく
なってしまいますが、
むぎ茶には血液を
さらさらにする効果もあります。

ミネラル含有量は
微量ではありますが、
麦茶は熱中症の
予防が期待できる
さまざまな効能があり、
熱中症を防ぐための
水分補給飲料として、
日常的に摂取したい
ドリンクなんです。

煮出し用と水出し用の効果の違い

麦茶には、煮出し用の
丸粒のものと、

水出し用のパックに入っている
挽砕されているものの
二種類があります。

水出し用のティーパックには、
煮出し用の麦の粒を
砕いた挽砕麦が入っていて、
水出しと煮出しで、
栄養的には違いはありません。

煮出すほうが、
沸騰させるので
雑菌が殺菌される上、
香ばしい麦茶になります。

殺菌されたとはいっても、
煮だした麦茶でも、
2~3日が賞味期限なので
早めに飲みましょう。

まとめ

熱中症は、発症すると
意識がなくなることもあり、
危険がともないます。

水分補給や
室内の温度管理を行って、
しっかり予防していきましょう^^





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