2015新型ノロウィルス流行、これまでのノロとは何が違うの?

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新型ノロウィルス

NHKのニュース番組で、
各地で発症しているノロウィルスの
集団感染のニュースをやってました。

発症しているのは、これまでとは違う、
新型のノロウィルス
とのことで、
何が違うのか、どうすればいいのか
まとめてみました。

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ノロウィルスの集団感染が発生中

ノロウィルスに集団感染したというニュースが
続いています。

8月中だけでも、3日に、熊本市東区の保育園に通う
0~6歳の園児77人が嘔吐や発熱などの症状を訴え、
うち7人からノロウイルスが検出されています。

15日には、千葉県柏市のホテルで食事をした
8人グループのうち男女7人が
吐き気などの食中毒症状を訴え、
ノロウイルスによる集団食中毒とわかりました。

28日には、静岡市葵区で飲食店で寿司などを食べた
男女107人が下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴え、
うち9人からノロウイルスを検出し、
静岡県では、8月中に3件の
ノロウィルスによる食中毒が
発生したことで、今年初めての
ノロウイルス食中毒警報を発表しています。

2015年の新型ノロウィルスとは?

ノロウィルスと言えば、
寒い時期に流行するものでした。

夏の暑い時期から集団感染の発症が
始まっている2015年のノロウィルスは、
これまでのノロウィルスが変異してできた
GII.17」という新型のウィルスです。

夏から各地でノロウィルスの
集団感染が増えていますが、
2015年の2月には、これまでの「GⅡ・4」という
ウィルスから新型にほぼ置き換わっていました。

これまでのノロウィルスは、
毎年小規模の流行を繰り返してきて、
免疫ができたヒトが増え、
もはや大流行になることはありませんでした。

国立感染研究所の調査では、
新型ノロウィルスは、
ヒトへの感染のしやすさに
関わる部分が変異したもので、
まだ免疫を持っているヒトがおらず、
広く流行する恐れがある
とのことです。

夏にノロウィルスの集団感染が発症しているのも、
新型ならではのようです。

【関連】
2015新型ノロウィルス、どうして感染してしまうの?
2015新型ノロウィルス「GII.17」とは?
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新型ノロウィルスの予防・対処方法は?

ノロウィルスには有効なワクチンも
薬もなく、感染した場合には、
水分を摂取して脱水症状を防ぐという
対処療法しか手立てがありません。

新型と言っても、症状的には
これまでのノロウィルスと大差はなく、
激しい下痢や嘔吐の症状で、
予防や処置の方法も、
これまで通りでいい
そうです。

ノロウィルスは、ほんの数個~数百個が
口から体に入ってしまうだけで、
24~48時間の潜伏期間の間に体内で増殖して
症状を発症するようになってしまいます。

感染しやすいウィルスなので、とにかく
生きているノロウィルスが口に入らないよう、
洗い落としたり殺菌消毒したりして、
感染を防ぐことです。

手洗いの方法、間違ってませんか?

ノロウィルスの感染予防には、
石けんを使っての
手洗いが奨励されています。

ノロウィルスは、
石けんや洗剤では死なず

殺菌はできていません。

ただ、石けんを使って手を洗うことで、
手についているウィルスを
洗い流すことはできています。

【関連】ノロウィルス予防、あなたの手の洗い方で洗い落とせてますか?

家庭でノロウィルスを殺菌できる方法

ノロウィルスを殺菌できるのは、
ハイターなどの家庭用塩素系漂白剤に
含まれている「次亜塩素酸ナトリウム」です。

塩素系漂白剤には、衣類用やキッチン用が
市販されていますが、
「塩素系」となっていれば
どちらを使用しても構いません。

漂白剤には、酸素系のものもありますが、
酸素系には「次亜塩素酸ナトリウム」は
入っていません。

ワイドハイターは、ハイターと
名前が付いていますが、酸素系漂白剤なので、
ノロウィルスの殺菌には使えません。

ブリーチなど、いろいろな名称の
漂白剤がありますが、
ラベルの成分欄をチェックして、
「次亜塩素酸ナトリウム」と書かれているものを
選んでください。

【関連】ウィルス対策できる次亜塩素酸ナトリウム入りの塩素系漂白剤はどれ?

消毒液の作り方

自治体によって、推奨している
消毒液の濃度が違っていて、
ちょっと判断が難しいところなんです。

予防の消毒には250倍希釈、
感染者の吐しゃ物などの処理には50倍希釈、
というものが多いですが、
予防にも50倍希釈を勧めているところもあります。

厚生労働省では、ノロウィルスが
付着した食器や衣類、床の殺菌には
250倍希釈をすすめています。

【関連】ノロウィルス対策の消毒液、水とハイターの割り合いは?

濃い目にしてあるほうが、
殺菌効果は高いですが、
肌荒れや衣服の色の脱色、
金属のサビなどにもつながります。


250倍希釈だと、
水500ccに対して塩素系漂白剤は2cc、
50倍希釈にするには、
水500ccに対して塩素系漂白剤は10ccです。

少量は量りにくいですね(^^;
小さじ1杯が5ccなのが目安です。



注射器型の計量器具だと
量りやすいです。


希釈した次亜塩素酸ナトリウムは、
自然に分解していくので、
使用期限があります。

使用期限の長さもまた色々あって、
濃度が濃ければ2週間~1ヶ月ほど、
濃度が薄いものだと、24時間~2週間ほどと
けっこう幅広いです。

希釈液を作るのは少量だけにしておいて、
できるだけ作り置きはしないように
した方がいいようです。

保管する場合は、
直射日光に当たらないように、
色つきの容器に入れたり、
陽のあたらないところで保管して、
遮光したほうが長持ちするそうです。


希釈液の使い方ですが、
飛沫が目や口に入ると危険なので、
スプレー容器に入れて使うのは
おすすめしません。

【関連】ノロウィルス感染者の嘔吐物の処理に便利なアイテム

塩素系漂白剤の注意点

ノロウィルスの殺菌ができる
塩素系漂白剤ですが、
取り扱いに気をつけないと、
有毒なガスが発生することもあります。

【関連】塩素系漂白剤は、混ぜるな危険! 知らないと危ない使い方


塩素系漂白剤より値段が高いですが、
希釈せずにそのまま使えて、
ノロウィルスを殺菌消毒できる
手軽な除菌スプレーや
アルコールもあります。

【関連】
ノロウィルスを殺菌消毒できる除菌スプレー
ノロウイルスを消毒できる市販のアルコール4種

免疫力を上げて予防

ウィルス対策として
ヨーグルを食べている人も
いらっしゃるかもしれません。

ヨーグルトの種類はいろいろありますが、
母乳に含まれている
「ラクトフェリン」という成分が
ノロウィルスの予防効果があるという
研究が発表されています。

【関連】ノロウィルス対策のヨーグルトは指名買いしないと効果なし

またラクトフェリンを毎日のように
100mg摂取することで
ノロウィルスの予防になります。

【関連】ノロ予防効果がある【ラクトフェリン100mg入】サプリメントはコレ

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