ノロウィルスを殺菌消毒できる除菌スプレー


除菌スプレー

石けんやアルコール消毒では
殺菌できないノロウィルスを
殺菌・消毒できるほどの
威力がありながら、
口に入っても安全で、
希釈せずにそのまま使える、
便利な除菌スプレーをご紹介します。

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ノロウィルスは殺菌が肝心!

ノロウィルスは、
ほんの数個~数百個が体に入ったら、
感染者の体内で爆発的に数を増やし、
嘔吐や下痢といった症状を発症させます。

患者の吐しゃ物(ゲロ)や
下痢の便の中には、大量に
ノロウィルスが含まれています。

このノロウィルスですが、
私達が生活している環境下でしたら、
乾燥しようが、温度変化があろうが、
10日ほどは生き続けるのだそうです。

しっかり殺菌しておかないと、
吐しゃ物やふん便の飛沫が
乾燥して舞い上がって
生きたままのノロウィルスが
空気中を漂ってしまい、
これが体内に入ってしまうことで
ノロウィルスの2次感染者を
出してしまうのです。

そのため、ノロウィルスの殺菌は、
感染の拡大を防ぐために
とても重要となります。

また、ノロウィルスが流行していると、
たくさんの人がいる場所などでは、
ノロウィルスを
体や服に付着させている人がいたり、
多くの人がさわるドアノブなどに
ノロウィルスがついていたりして、
ノロウィルスが自分に
ついてしまうこともあります。

【関連記事】
ノロウィルス予防、あなたの手の洗い方で洗い落とせてますか?

ノロウィルスを体内に入れないよう、
しっかり殺菌をすることが、
ノロウィルス対策の要です。

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家庭でノロウィルスを殺菌する方法

家庭で簡単にノロウィルスを
殺菌できる方法は、
厚労省のこちらのページで
紹介されていて、

⇒ ノロウイルスに関するQ&A |厚生労働省


  • ハイターなどの漂白剤に含まれる
    次亜塩素酸ナトリウムで殺菌する
  • 熱湯で数分煮て煮沸消毒する

の2種類があります。

この2種類の具体的な
ノロウィルスの殺菌方法については
こちらをご参照ください。

⇒ ノロウィルスを消毒・殺菌する方法


次亜塩素酸ナトリウムによる
殺菌のメリットは、
ハイターなどの漂白剤は、
低価格のものが、
スーパーやコンビニ、
ドラッグストアなどで
いつでも容易に手に入ること。

デメリットは、
次亜塩素酸ナトリウムには
  • 漂白性
  • 金属腐食性
  • 塩素臭
があり、
漂白されてしまうと困る、
色柄物の服や布団、
タオルには使えなかったり、
肌や金属類への悪影響や、
プールなどで嗅ぐ塩素の、
あの独特の臭いがあること、
希釈に手間がかかる
ことなどです。


煮沸消毒のメリットは、
家庭にあるものだけで
簡単にできること、
デメリットは、
高温にしてはいけないものがあったり、
鍋などに入らないサイズはダメだったり、
手間や時間がかかることです。

この2つの方法に次ぐ、
第三の方法をご紹介します!

ノロウィルスを殺菌消毒できる除菌スプレー

ノロウィルスを殺菌消毒できる
除菌スプレーがあります。

除菌スプレーのメリットは、
口に入っても安全で、
漂白効果もないので、
体に直接かけたり、
食品や食器類、
衣類や布団に使えて
簡単・便利なこと、
デメリットは、価格が高いことです。

  • 次亜塩素酸ナトリウム
  • 煮沸消毒
  • 除菌スプレー
の3種類の方法を
うまく使い分けるといいかと思います。


ノロウィルスの殺菌・消毒が
可能なのは、
次亜塩素酸ナトリウム
濃度が200ppm以上で
ノロウィルスを瞬殺
でき、
アルコール類だと、
70%の濃度で30秒

殺菌できます。

ノロウィルス対策のスプレーが
ホームセンターや
ドラッグストアなどでも
販売されていますが、
次亜塩素酸ナトリウム系の
スプレーは200ppm以上かどうか

要チェックです。

アルコール系のスプレーは、
商品在庫の保管の際、
消防法の関係で60%以下に
する必要があるそうで、
HCやDSで販売されている
アルコール系のスプレーでは
ノロウィルスを短時間で
殺菌するほどの能力は
期待できません



スプレーを使うときの
注意点ですが、
濡れたものに使うと、
次亜塩素酸ナトリウムや
アルコールの濃度が薄まり、
殺菌効果が落ちてしまいます


キッチンやトイレ、
食品や吐しゃ物など、
水気のある場所や物には、
1000ppmなど、高濃度のものを
使うようにします。


ノロウィルスを殺菌できる
能力が備わっている
「除菌スプレー」をご紹介します。

ウィルバス



⇒ ウィルバスの公式サイト

ウィルバスは、次亜塩素酸ナトリウムと
純水だけで作られています。

次亜塩素酸ナトリウムと言えば、
ハイターなどに入っていて、
  • 漂白性
  • 金属腐食性
  • 塩素臭
があるものですが、
ウィルバスに使われている
次亜塩素酸ナトリウムは特殊製法で、
これらの問題点をクリアしていて、
漂白力がほとんどないので
色柄物にも使え、
ステンレスなどの什器を
腐食させることもなく、
塩素臭もほとんどありません。

人体に対する安全性も確保し、
目に対する刺激や悪影響もなく、
口に入っても大丈夫なレベルです。

噴きかけると、接触と同時に
ウィルスを不活性化して殺菌できるので
時短にもなります。

また、水道水で希釈した
次亜塩素酸ナトリウムは
自然分解してしまい、
どんどん効力が落ちてしまいますが、
ウィルバスは、容器に移し替えた後でも
3~6ヶ月威力を保持します。


ウィルバスの
安定型次亜塩素酸ナトリウムの
不活性化試験により確認済みの
細菌およびウイルスは、

ノロウイルス
(代替ウイルス:ネコカリシウイルス)、
インフルエンザウイルス、
パルボウイルス、コロナウイルス、
病原性大腸菌、黄色ブドウ球菌、
サルモネラ菌、腸炎ビブリオ菌、
ウェルシュ菌、緑膿菌、
カンピロバクター・ジュジュ/コリ、
表皮ブドウ球菌、
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、
バンコマイシン耐性腸球菌、肺炎桿菌、
リステリア菌、レジオネラ菌、
レンサ球菌等


厚生労働省が、ノロウィルスの
殺菌に有効だと推奨している、
次亜塩素酸ナトリウムの濃度200ppmと


ウィルバス (200ppm)

食品や吐しゃ物などの
水分のあるものや、
キッチンやトイレなどの
濡れた場所などに使って、
濃度が薄まってしまっても
大丈夫な、
さらに濃い濃度の1000ppm、



ウィルバス500ml 1000ppm


ウィルバスはほとんど
臭いはありませんが、
気になる方には、
濃度200ppmの
無香タイプもあります。



ウィルバス-S



家族にノロウィルスの感染者が出て、
嘔吐をするような事態になったら、
体や吐しゃ物、服や布団、
家具や食器など
患者が触れたものに
ウィルバスを噴きかければ、
漂白や腐食などの心配がなく、
ノロウィルスを瞬時に
殺菌できるので便利です。


ハイターや煮沸消毒も
併用すればいいですが、
ウィルバスでノロウィルス対策するなら、
スプレーサイズでは間に合いません。

そんな時に頼もしい5Lポリタンク


ウィルバス 5Lポリタンク 200ppm

さらに上をいく10Lケースもあります。


ウィルバス10Lポリタンク(200ppm)

ドーバー パストリーゼ77



⇒ ドーバー パストリーゼ77の公式サイト


アルコールでは、ノロウィルスを
殺菌できないはずなんですが、
アルコールでノロウィルスを
殺菌できると謳うこの除菌スプレー。

違いは、「高濃度アルコール」でした。

77の名の通り、
アルコール濃度が77%になっています。



ノロが消毒できるアルコールや
効果的な使い方ついては、
別の記事でまとめています。
【関連記事】
⇒ ノロウイルスを消毒できる市販のアルコール4種



スーパーやドラッグストアで
アルコール除菌スプレーが
販売されていますが、

例えば、こちらの



フマキラーのキッチン用
アルコール除菌スプレーの
アルコール濃度は45%です。


こちらの情報によると
⇒ ノロウイルスの消毒-エタノールの使い方を中心に-

ノロウィルスのアルコール類感受性の
試験では、70%の濃度で30秒で
ノロウイルスが99.97%
不活性化されています。

アルコール濃度が77%の
パストリーゼ77なら、
ノロウィルスを不活性化することが
可能なんです。

この製品は、酒造会社が作っていて、
上質なアルコールと純水が使われていて、
口に入っても安心、安全、
厚生労働省認可の食品添加物で、
食品への直接噴霧も可能です。


パストリーゼ77は、
次亜塩素酸ナトリウムで
作られているウィルバスより
お安い価格設定になっています。

その反面、アルコールなので、
変色、溶解、亀裂、膨潤などの
変化が起きる場合があるので、
以下のものには確かめてから
使用する必要があります。

 樹脂、塗料、
 ワックスなどの塗布面、
 ゴム材料、皮革材料、
 塗装製品、カシュー塗装品

アルコールを使うと、
透明なプラスチック製品が
曇ってしまったり、
ニスなどの塗装面と反応して
変色するので、
フローリングや木製の家具
建具などにシミができてしまったり、
ゴムパッキンや皮製のバッグなどは
傷んでしまう懸念があります。

アルコールに弱いものにも
使う可能性がある場合は、
オールマイティな
ウィルバスの方をおすすめします。


パストリーゼ77は、
500ml入りのスプレーサイズや、




手の消毒やに便利な
ポンプタイプ、




大容量の詰め替え用
5Lサイズもあります。


ケイブランシュ(キューピー)


マヨネーズでお馴染みの
キューピー。




国内の鶏卵生産量の
約10%を使用していて、
鶏卵成分の機能性に
着目した研究を
30年以上前から進めています。

「加熱変性処理した卵白リゾチーム」
というものが、
培養できないヒトノロウイルスの
代替ウイルスである
マウスノロウイルス(MNV-1)を
を不活化するという
発表をしています。

⇒ 加熱変性リゾチームによるノロウイルス不活化とメカニズムの研究(キューピー)


この研究結果を踏まえて
開発されたのが、
卵由来の抗ウイルス成分の
ノロクリアプロテインが
配合されている
ケイブランシュ
(K Blanche)です。



⇒ K Blanche(キューピー)


成分組成:
エタノール57.2%
ノロクリアプロテイン(卵白リゾチーム由来)0.5%
精製水42.3%



⇒ 「K Blanche (ケイ ブランシュ)」を新発売(キューピー)

によると、
キューピーの自社テストで、
吹きかけて5秒後には
ウイルス・細菌を99.9%除去でき、
100%食品由来の成分で
作られているため、
キッチンや食卓はもちろん、
食器をはじめ、口に触れるものにも
直接吹きかけて使用でき、
ふき取りも不要、
となっています。


一点、注意事項がありまして、

〈卵由来の成分を含むため、卵に敏感な方はご注意ください〉

となっています。


ジェームズ マーティン



⇒ JAMES MARTIN公式サイト


除菌スプレーとは思えない
シンプルで素敵なデザインと商品名です。

この佇まいながら、
ノロウィルスを除菌できる
威力をもっていて、
数々の一流企業で取り入れられています。

公式サイトに掲載されている
情報によりますと、
帝国ホテルをはじめとする一流ホテル、
ミシュラン2ッ星の
ラトリエ・ドゥ・ジョエル・ロブションを
はじめとする一流レストランなどで
ジェームズマーティンが採用されています。

部屋や洗面所においておいても
おしゃれで素敵ですよね。


でもこちら、成分を見てみますと、

エタノール57.22%
DL-リンゴ酸0.35%
グリセリン脂肪酸エステル0.3%
DL-リンゴ酸ナトリウム0.06%
精製水42.07%
液性:弱酸性

となっています。

パストリーゼ77で確認したように、
アルコール成分70%で30秒で
ノロウィルスを除菌できるので、
エタノール57.22%では足りません。

ところが、
「液性:弱酸性」というところに
注目なんです。

公式サイトによると、

ノロウイルスは一般的な中性であるアルコール製剤では除菌できません。
ジェームズ マーティンはリンゴ酸配合により、phを弱酸性にすることで、ノロウイルスへの除菌効果が実証されました。

となっています。

ジェームズマーティンの
使用15秒後に、ノロウィルスの
99.99%の不活化が実証されています。



【追記】
ジェームズマーティンの
サイトがリニューアルされ、
ノロウィルスへの効果に関する
文章がなくなってしまい、
現在は効果の程が
確認できません(^^;
【追記ここまで】




アルコールとリンゴ酸で組成されている
食品添加物なので、口に入っても安全です。


ジェームズマーティンも、
ドーバーパストリーゼ77同様
アルコールなので、
変色、溶解、亀裂、膨潤などの
変化が起きる場合があるので、
以下のものは確かめてから使用する
必要があります。

 樹脂、塗料、
 ワックスなどの塗布面、
 ゴム材料、皮革材料、塗装製品、
 カシュー塗装品

オールマイティに使うなら
ウィルバスがいいですが、
キッチンや洗面所で
スプレーしたり、
玄関先で手を消毒するのに
置いておくには
ジェームズマーティンを
使い分けるといいかもしれません。


ジェームズマーティンは、
キッチンやダイニングなど、
手近な所に置いておきたい
500mlのスプレータイプ、



玄関や洗面所にぴったりの
ポンプタイプ、



バッグに入れて持ち歩ける
携帯用アトマイザー






詰め替え用4Lサイズの
タンク型すらおしゃれです。

まとめ

ノロウィルスを殺菌できる
除菌スプレーは、
次亜塩素酸ナトリウムの問題点である、
  • 漂白性
  • 金属腐食性
  • 塩素臭
や、肌が荒れてしまったり、
目や口に入ると危険、という点を
クリアしています。

正確な濃度になるように
希釈する手間もありません。


食品に直接スプレーできたり、
肌や衣類にかかっても大丈夫なので、
日常的に、食品や
キッチン用品の除菌をしたり、
外出から帰ってきた際に
衣類や体を除菌するのに
適しているかと思います。

また、家族や自分が
ノロウィルスに感染して、
下痢や嘔吐の症状がでている間は
トイレにこもりっきりになり、
ハイターの希釈液に浸すとか、
煮沸消毒するなどという
悠長なことを言っていられない
状況になるので、
そういうときに助かるかと思います。

  • 次亜塩素酸ナトリウム
  • 煮沸消毒
  • 除菌スプレー
を上手に使って
ノロウィルスの予防対策をしましょう!


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