大人の塗り絵、コロリアージュ。
緻密で繊細なデザインを美しく塗れる
おすすめの画材道具をご紹介します。
塗り絵の遍歴
塗り絵と言えば、
かつては単調だったり、
ファンシーな画風で、
広い面積の部分を
塗りつぶしていくものが
多かったです。
大人の塗り絵が登場して画風が一変し、
ボタニカル風のリアルな絵を
本物に似せて色を塗って
絵のように仕上げるものが
増えてきていました。
そして登場したのが、フランス発の、
繊細で緻密なデザインで構成された
コロリアージュです。
デザイン的な画風で、
塗る色に決まりがなく、
細かなパーツを思いのままに
塗れるようになっています。
コロリアージュを
美しく塗れる画材道具を
ご紹介します^^
コロリアージュの必需品
コロリアージュを塗るときに、
なにはさておき欲しいのが、下敷きです。
日本では、小学生の頃から
下敷きを使っているし、
コンビニや100均など、どこでも
手に入る文房具ですが、
意外と、アメリカでは使われてないそうで、
アメリカに住んでいる友人に頼まれて、
下敷きを買って送ったことがありますw
フランスで下敷きが使われているかどうかは
あいにく知らないのですが、
コロリアージュの紙質は、
日本のものとは違って、
薄手の、ちょっと黄味がかった
ザラつきのある紙で作られています。
色を塗ると圧で紙がでこぼこしてしまうので、
下敷きが必須です。
日本の塗り絵は、蛍光か?というレベルに真っ白い、
色の乗りやすいやや厚手の紙でできています。
この厚みがあっても、色移りがありますし、
こちらも下敷きは必須ですが。。
色鉛筆
色鉛筆は、12色、24色、36色、
72色、100色などのセットがありますが、
まずは36色あると、
けっこう楽しく塗れます。
色鉛筆の種類は、
国内だと、トンボ、
三菱、ホルベイン、
海外だと、
ファーバーカステルや
ステッドラーなど、
色々なメーカーのものが
あります。
それぞれ、芯の硬さや発色など
使い勝手が違うのですが、
1番人気があるのは
トンボのものですね。
トンボは、価格が安いながら、
色が乗りやすいところがあります。
36色の色鉛筆は、始めのうちは、
色がたくさんあって
どの色で塗ろうか悩ましいほどですが、
しばらく使って慣れてくると、
だんだんともの足りなくなります。
まずは手ごろな価格で手に入る36色で始めて、
(2,000円前後です)
72色とか、
100色とか。。
このくらいの色数が揃っていると、
同系色の塗りわけとかができますし、
自分が塗りたい色に塗れて、
ほんと、楽しいのです(*^o^*)
高品質な色鉛筆で、
色の乗りや発色のよさで
世界中で定評があるのが
ファーバーカステルの
ポリクロモスです。
⇒ ポリクロモス
中硬質の硬さの芯で、
適度に柔らかくて
色を塗りやすく、
重ね塗りもしやすいながら
減りにくいです。
芯を尖らせやすくて
折れにくく、
細かい面を塗る
コロリアージュにも
向いています。
12色入りから
120色入りまであり、
120色のポリクロモスがあれば、
コロリアージュを
堪能できるでしょう。
ファーバーカステル
ポリクロモス色鉛筆セット
120色 缶入
お手ごろ価格のものでしたら、
無印良品の60色の
色鉛筆もおすすめです。
⇒ MUJI色鉛筆 60色・紙管ケース入り
60色もありながら、
税込みで2,100円という
驚きの値段です。
芯の硬さにバラつきが
ある感じですが、
塗りやすい色鉛筆です。
クーピーペンシルは、
ペンの全体が芯になっているので、
芯先が丸くなりやすいですが、
寝かせて塗る使い方ができます。
30色入りのものには、
他にはあまりない、
金色と銀色も入っています。
色鉛筆を使っていると先が丸くなり、
削る必要がでてきます。
特にコロリアージュを塗る時は、
細かいところを塗る時は
芯先が尖っているほうが塗りやすいのです。
レバーをぐるぐる回して使う
手動の鉛筆削りや、
電動の鉛筆削りは、
鋭利に削れて便利なんですけど、
色鉛筆は、鉛筆より芯が柔らかいので、
やや芯が折れやすいです。
色鉛筆を削るのに人気があるのが、
こちらなんですが、
ステッドラー 鉛筆削り ノリスクラブ 512 128 三角筒型
ただこちらは、芯の先が短く削れて、
芯が折れにくい反面、
先が尖った色鉛筆が好きな場合は
満足できないかもしれません。
先が尖った方がお好きでしたら、
カッターで自分好みに削るのが、
芯も折れにくくていいかもしれません。
ペン・マーカー・マジック
ペンを使って塗ると、
色を単一にくっきり塗ることができます。
色鉛筆とペンを組み合わせてもいいですね。
使いやすい水性ペンは、
トンボ鉛筆 水性ペン プレイカラー2 36色 GCB-013
三菱鉛筆 水性サインペン ピュアカラー 中字+細字 36色 PW100TPC36C
どちらも、ペンの上下が
中字と細字の2種類の太さになっていて、
使いやすくなっています。
よく使う色のペンは
描けなくなるのが早いですが、
トンボや三菱のペンは、
文房具屋さんなどに行けば、
バラでも販売しているので、
必要な色だけ購入できます。
続いておすすめなのが、
コピックというマーカーです。
イラストを描くことなどにも
良く使われているマーカーで、
水彩絵の具のように
色を塗り重ねられ、
味わいがある反面、
ムラがでるのでちょっと扱いが
難しい面もあります。
コピックも、文房具屋さんにいくと、
1本ずつばら売りで好きな色が選べたり、
セットになっているものもあります。
まとめ
コロリアージュの魅力を
まとめています。
⇒ コロリアージュとは? フランス版大人の塗り絵はどこが違う?
まずはちょっと試してみませんか?
⇒ コロリアージュの無料ダウンロード画像集まとめ
コロリアージュの塗り方を
さらに詳しくまとめています。
⇒ コロリアージュのコツ、動画や画像でチェック!
一番人気の大人の塗り絵、
世界的ベストセラー、
「ひみつの花園」について。
⇒ 秘密の花園の塗り方、大人の塗り絵のポイント!
続々出版されている
コロリアージュの本を
カテゴリ別にまとめました。
⇒ コロリアージュ(大人の塗り絵)の本
ディズニーのデザインの塗り絵や
ポストカード、洋書の塗り絵。
⇒ ディズニーのコロリアージュ(大人の塗り絵)