台風の名前のつけ方　クジラ・コップ・トカゲなんてのも。。

台風の名前ですが、2015年は
このようになっています。

（順番については後述）

現在、日本の南にあって北上中の11号は
ナンカーという名前なのですが、
「なんかー、台風とかきてるしぃ、
　まじやばくね？」・・ではなく（意味不明
マレーシアの果物の名前なんですね。

台風の名前のつけ方

台風の名前は、以前はアメリカが決めていました。

1979年以前は、毎年、A・B・C。。と
アルファベット順に命名されて、
女性の名前が使用されていたのですが、
男女同権に反するということで
1979年から男女交互の名前リストが
使用されるようになりました。

キャサリーン台風という名前の
大型の台風がありましたが、
11番目に来た台風で、Kを使って、
「KATHLEEN」と名づけられていたんですね。

その後、平成12年（2000年）から、
北西太平洋または南シナ海の領域で
発生する台風には、同領域内で
固有の名前を付けることになりました。

この域内の14カ国が10個ずつ名前を出して、
全部で140個の名前があり、発生順に使われて、
最後までいったらまた1個目から使われます。

前述の、2015年の台風のリストで、
今年の第一号の台風は、
140個のうちの68番目のメーカラーです。

ちょっと長いですが、140個の名前リストを
並べてみます。

というのも次の、79番目にあたる、
12号の台風の名前がイレギュラーなんです。

台風の名前リスト

ということで、次の79番目の12号は、
順番で行けばソウデロアのはずなんですが、
ハロラと名づけられています。

この理由は、ミッドウェー諸島近海にあった
トロピカル・ストームが、日付変更線を越え、
観測対象となったため気象庁台風12号とし、
名前は、中部太平洋で命名された
国際名ハロラ(Halola)が
そのまま使用されているためです。

日本が出した10個の名前

テンビン、ヤギ、ウサギ、カジキ、カンムリ、
クジラ、コップ、コンパス、トカゲ、ハト
となっています。

一見、なんの関連もなさそうですけど、
星座の名称からとったそうなんです。

知っている星座もあれば、
そんな星座あったの？というものもありますね。