ゴールデンウィークの北海道旅行の
お土産ということで、
「五勝手羊羹」というものをいただきました^^
初めて目にしたのですが、
変わった名前と形をしています。
気になって調べてみると、
400年くらい前に蝦夷の地に移り住んで
ヒノキの切り出しをしていた
南部藩の杣人(そまびと)・五花手組(ごかってくみ)が
育てた小豆で作られ始めた歴史のある羊羹のようです。
⇒ 五勝手羊羹の歴史
杣人とは、古代から中世にかけて
杣(国家・権門が所有した山林のこと)で
伐採や製材に従事した人のこと。
五花手組の方は、ちょっと調べた限りでは
意味がわかりませんでしたが(^^;
杣人の木こりさんたちのグループの
名称のひとつなのでしょうか!?
その五花手組が五勝手羊羹の
名称の由来になっています。
五勝手羊羹の感想
包装紙を剥がしてみると、
こんな感じになってまして、
厚紙でできた筒に、糸がついてます。
レトロなデザインの包装紙がかわいいです。
この赤と金の色の組合せとデザインは、
同じく北海道のお土産の定番の
六花亭マルセイのバターサンドを思い出しますね^^
筒のふたをとって、底の方を
押すようになっています。
すると中身の羊羹が押し出されてきて、
それを備え付けられている糸でカットして
食べられるようになっています。
透明感のあるきれいな羊羹で、
甘さ控え目の品のいいお味でした。
包装紙の材料を見てみると、
砂糖、金時豆、寒天・麦芽水飴となっていて、
金時豆の上品さでしょうか。
美味しさと形の楽しさで
お土産にぴったりの逸品でした^^