クロマグロ謎の大量死の葛西臨海公園、いよいよマグロを導入

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葛西臨海水族園

2014年12月から2015年1月にかけて、
展示中のクロマグロ、ハガツオ、スマの
謎の大量死が続いた葛西臨海公園。

マグロの水槽にいよいよ、
クロマグロが導入されることになりました。

⇒ クロマグロ等の展示について(東京ズーネット)

マグロの回遊水槽

生き残ったたった1尾のクロマグロが
泳いでいた水槽に、まずはマグロとは種別が遠い、
アカシュモクザメ2尾とタカサゴ類約500尾を
入れたところ、問題はありませんでした。

その後、マグロと同じサバ科の
ハガツオ21尾とスマ29尾を入れたところ、
1ヶ月弱の間にそれぞれ4尾、15尾が死亡しました。

この死因ですが、個体に病的な行動・所見などは
確認されておらず、通常見られる
搬入後初期の減耗(輸送のダメージや
新しい環境に慣れるまでの衝突による死亡)の
範囲内と考えられているそうです。

また、6月以降に死亡した個体数はスマ2尾のみであり、
大量死につながるような兆候は認められていないとこのこと。

この結果を踏まえて、6月21日(日)の閉演後に
全長80~90cm、体重10~13kg程度の
クロマグロ約80尾を水槽に導入し、
翌日、22日(月)の開園時から、
クロマグロを見ることができるそうです。

クロマグロは今後、バランスを取りながら
追加して行き、かつての全長約120-150cmの
大型のクロマグロの群泳は、
1~2年後に見られるようになる予定とのこと。

原因がわかっていないだけに
一抹の不安は残りますが、
無事に暮らしてくれるといいですね^^





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