甲子園で熱戦が繰り広げられる
第97回全国高校野球選手権が
8月6日に開幕しました。
夏の全国高校野球は大正4年に
第1回大会が開かれてから、
今年でなんと、100年目を迎えます。
第1回の大会に優勝したのは、京都の鳥羽高校で、
当時は京都二中という学校名でした。
その鳥羽高校は、この100年目に
京都の代表校として地区予選を
勝ち抜いてきています!
高校野球の選手宣誓は抽選で選ばれますが、
今回に限っては、その鳥羽高校のキャプテンの
梅谷成悟選手が選ばれました。
また、入場行進でも、第1回大会に出場した
10校の現役部員が復刻ユニホームを
着用し行進しました。
鳥取中(鳥取西)
広島中(国泰寺)
和歌山中(桐蔭)
久留米商
早実
神戸二中(兵庫)
高松中(高松)
京都二中(鳥羽)
秋田中(秋田)
三重四中(宇治山田)
始球式は、かつて甲子園で、
早稲田実業のピッチャーとして活躍した、
ソフトバンクの王貞治会長が務めました。
王さんは、外角低めに、ノーバウンドどころか、
見事なストライクを投げ込みました。
では、大会初日の試合結果をご紹介します。
2015高校野球(1日目、8月6日)
鹿児島実(鹿児島)18-4 北海(南北海道)
中京大中京(愛知)4-1 岐阜城北 (岐阜)
上田西(長野)3-0 宮崎日大高 (宮崎)
鹿児島実(鹿児島)18-4 北海(南北海道)
開幕戦は、鹿児島実が19安打の猛攻で
18得点を奪い北海に大勝しました。
北海も、4回を除いて毎回の走者を出し、
一時は2ランで1点差までつめよりましたが、
要所で内野の好守備に阻まれました。
中京大中京(愛知)4-1 岐阜城北 (岐阜)
隣県対決となった第二試合。
春夏合わせて全国最多の11回優勝している
中京大中京が1回に、打者5人の
連続ヒットで3点を奪い、
4回には河田選手が3打席連続ヒットとなる
タイムリーツーベースヒットを打って、
さらに1点を追加して勝利し、
夏の甲子園初戦17連勝です。
対する岐阜城北は1回に1点を返し、
8回にも連続ヒットでチャンスを作りましたが、
17年ぶりの初戦突破はなりませんでした。
上田西(長野)3-0宮崎日大高 (宮崎)
上田西は1回に、松本選手が
レフトにタイムリーヒットを打ち
2点を先制し、6回にはファーストゴロの間に
三塁ランナーがホームにかえり、
3-0とリードを広げました。
18年ぶり2回目出場の宮崎日大は
7回と8回に得点圏にランナーを進めましたが、
甲子園初勝利はなりませんでした。
上田西のエース草海選手が完封一番乗りし、
2回目の出場で甲子園初勝利しています。
8月7日(大会2日目)の試合
第1試合(8時) 花巻東(岩手)- 専大松戸(千葉)
一昨年4強の花巻東と初出場の専大松戸です。
第2試合(10時半) 霞ヶ浦(茨城)-広島新庄(広島)
初出場同士です。
第3試合(13時) 九州国際大付(福岡)-鳴門(徳島)
ともに連続出場です。
第4試合(15時半) 東海大甲府(山梨)-静岡(静岡)
実力校の対決です。