連日猛暑日となってまいりました。
東日本大震災以降、常に節電!が
基本のわが家では、節電と、
冷房による体の冷えの防止のため、
高齢の両親の部屋以外では
エアコンを使っておりません。
ちなみに消費電力量ですが、
エアコンの場合、電気代は1時間で約3.2円、
扇風機だと、数千円で買えるACモーター(交流)の
扇風機で1時間で約1円、
節電効果の高い、ちょっとお値段お高めの
DCモーター(直流)の扇風機なら、1時間0.27円です。
私の部屋では、大震災以降、
DCモーターの扇風機だけで夏を乗り越えてきています。
でも、ただ扇風機を回すだけではなく、
3つほど工夫をしています。
扇風機の風を冷風にする3つの方法
一番簡単な、保冷材の利用
室温が30度~33度くらいの真夏日レベルの
室温の場合のしのぎ方です。
首にタオルを巻いて、その中に、
ケーキを買ったりすると中に入っている
保冷材をくるんでおきます。
これが効くんですよ~♪^^
扇風機の風が冷たく感じられるほどです。
1時間くらいで溶けてしまいますが、
冷凍庫の中に何個も凍らせてあって、
随時交換しながら使っています。
物足りない時は、保冷材を2個に
増やします。
首には頚動脈(けいどうみゃく)という
太い血管があり、熱中症になったときには、
この頚動脈や、脇の下や腿の付け根にある
太い血管を冷やすといいといいます。
頚動脈は首の横にあります。
⇒ 頚動脈の画像
保冷材を2個、タオルにくるんで、
頚動脈辺りに当たるように、
首の両側にあてがうと涼しく感じられるのは、
頚動脈を流れる血を冷やせるからかもしれません。
扇風機の風自体を冷風に
冷風がでる扇風機とやらがあるんです。
水が蒸発する際の気化熱を利用して
空気を冷やして送風する
「冷風扇」というものでした。
消費電力量は40W程度と少なくて、
扇風機と同じくらいの消費電力量なんですけど、
部屋全体を冷やすほどの冷却効果はなく、
気化熱の原理を利用しているため
室内の湿気が増えるそうなんです。
湿度が上がるのは本末転倒な気がして、
自分の首に保冷材を巻いているように、
普段使っている扇風機に、
保冷材を巻き付けてみようかと思ったんですけど、
同じ考えの人はすでにおりましてw
扇風機に巻き付ける形の保冷材、
もう売ってましたw
でも、口コミ・レビューが不評なんです。。
こちらは後ろ側にひっかけるタイプ。
大きなものを2つにバラして凍らすのですが、
そうすると膨張してはめられなくなるとか、
水滴をキャッチするカップが効果がないとか、
扇風機を上向きにするとずり落ちるとか
たいして涼しくないとか。。
扇風機の前面にパックみたいに貼り付けるタイプ。
凍って固まっていると設置しずらいとか、
塞がれてしまって風がこないとか、
水滴がぼとぼと落ちるとか、
すぐに溶けてしまうとか
たいして涼しくないとか。。
うーん、扇風機に保冷材を巻き付けても
そもそも涼しくないのかも?
ということで思いついたのが、
バケツにアイスノンや氷で冷水を作り、
自分と扇風機の間に置く、というものです。
バケツの下にバスマットやバスタオルなどを敷いて
結露した水を受け止める必要がありますが、
こんな単純でアナログな手で、
扇風機の風が涼しい風になります^^
時間がたってぬるくなってしまった水は、
植木に水やりしたり、
庭やベランダに打ち水にしています。
冷えすぎ注意! 猛暑日越えでも扇風機で十分冷やせます
禁断の秘儀を披露しますw
使うのは、ハッカ油です。
ドラッグストアで500円~1000円で売っています。
あと、北海道物産展などで、
ハッカで有名な北海道の北見のハッカ油を
よく売ってますね。
スプレーボトルに水を入れて、
さらにハッカ油を数滴入れ、
よく振ってから体にスプレーします。
冷湿布を貼ったり、虫に刺されて
ムヒやウナ、キンカン(懐かしいw)などの
薬を塗ると、お肌がす~~っと冷えますよね。
ハッカ油スプレーを肌に噴きかけると、
あれのものすごく強烈な状態になります。
感じる冷たさが信じられない強烈さなのです。
猛暑日でも、ハッカ油スプレーを振りかけて、
そこに扇風機の風が当たると
時には寒いくらいに感じられます。
お風呂やシャワーの最後に、
洗面器にお湯を入れて、
そこにハッカ油を数滴たらしてかき混ぜ、
体全体に浴びると、ものすごい効果です。
これを頭にかぶると、すっきりします^^
ただし、ハッカ油で感じる冷えは、
皮膚の表面がそう感じているだけで、
実際に体が冷えているわけではありません。
水分をとるなどの熱中症対策は
必ず欠かさないようにします。
この3つの対策で、今年も夏を越えていきます^^