風呂釜洗浄剤ジャバ スクラビングバブル、1つ穴用・2つ穴用の成分の比較

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風呂釜洗浄剤のジャバスクラビングバブルには1つ穴用と2つ穴用があり、1つ穴用は2つ穴の風呂釜にも使えるとなっているのです。

この意味不明な説明を追ってみたら、風呂釜の特徴に合わせた成分や構造で作られていることがわかりました。

ジャバスクラビングバブル、深いっ!



お風呂の風呂釜に汚れが溜まってくると、汲んだお湯にふわふわ〜っと何か謎の物体が浮かぶようになるんですよね(汗)

我が家のお風呂では2つ穴がある風呂釜を使っていて、スーパーやドラッグストアでよく見かけるジョンソンの風呂釜洗浄剤「ジャバ スクラビングバブル 2つ穴用」を使って月に一度くらいのペースで風呂釜の掃除をしています。

スクラビングバブルには1つ穴用と2つ穴用の2種類があるのですが、2つ穴用が店頭になかった時に1つ穴用がどんなものなのかよく見てみると、穴が2つあっても使用可能となっていました。

1つ穴用と2つ穴用でどう違うのか気になり、内容を比較してみました。

ジャバ スクラビングバブル 2つ穴用の詳細



ジャバ スクラビングバブル 2つ穴用

成分 過炭酸塩(酸化剤)
炭酸塩(アルカリ化剤)
高級アルコール系(非イオン)(界面活性剤)
容量120g
液性/タイプ弱アルカリ性
【使えるお風呂】
自然循環釜の洗浄
(浴槽の穴が2つのタイプ)
※穴が横、斜めにあいている場合でも使えます。

伸縮性のある使い捨てのプラスチックケースに洗浄剤が入っていて、風呂釜の穴に洗浄剤を送り込める形状になっています。


ジャバ スクラビングバブル 1つ穴用の詳細



スクラビングバブル ジャバ1つ穴用


成分 過炭酸塩(酸化剤)
クエン酸ナトリウム(キレート剤)
漂白活性化剤
アルキル硫酸エステルナトリウム(界面活性剤)
容量160g
液性/タイプ弱アルカリ性
【使えるお風呂】
・追いだきができて、お風呂のお湯の温度を一定に設定できるタイプ(穴が2つあっても湯温設定できれば使えます。)
・エコキュート(ヒートポンプ給湯器)タイプ、ジェット機能の配管、24時間風呂にも使えます。

【使えないお風呂】
・追いだき機能がないタイプ
・追いだきはできるが、湯温を一定に設定できないタイプ

ケースはなく粉末のみで、お湯に溶かして循環させて使うようになっています。2つ穴用よりも量が多めです。

スクラビングバブルの1つ穴用と2つ穴用の比較


スクラビングバブルの1つ穴用と2つ穴用は、単純に穴の数で使い分けるのかと思っていたのですが、実は風呂釜の構造に合わせて使い分けるようになっていました。



1つ穴用と2つ穴用の使い分け方法


スクラビングバブルの用途を見比べてみると、

 用途
2つ穴用自然循環釜
(浴槽の穴が2つのタイプ)
1つ穴用追いだきができて、お風呂のお湯の温度を一定に設定できる
(穴が2つあっても湯温設定できれば使用可能)

となっています。

この使い分けの説明がちょっとわかりにくいんですよね。

我が家の2つ穴がある追い炊きと温度調整ができる風呂釜だと、2つ穴用・1つ穴用のどちらも該当してしまいます。

2つ穴用の「自然循環釜」というものを調べて見たら、水の流れで浴槽内の湯を吸い込んで吐き出すという方式の風呂釜のことでした。

対して1つ穴の風呂釜は「強制循環方式」という追い炊きポンプの力で浴槽内の湯を吸い込んだり吐き出したりする方式になっています。

この2種類の風呂釜は、特徴もそれぞれ違ってます。


 風呂釜の違い
2つ穴自然循環方式
お湯がゆっくり循環し、汚れが風呂釜にたまりやすい
1つ穴強制循環方式
配管が長く、雑菌などが繁殖しやすい


ここで改めてスクラビングバブルの成分を調べてみたら、風呂釜の構造や特徴に合わせて作られていることがわかってきました。



1つ穴用と2つ穴用の成分の違い


 成分
2つ穴用過炭酸塩(酸化剤)
炭酸塩(アルカリ化剤)
高級アルコール系(非イオン)(界面活性剤)
1つ穴用過炭酸塩(酸化剤)
クエン酸ナトリウム(キレート剤)
漂白活性化剤
アルキル硫酸エステルナトリウム(界面活性剤)

過炭酸塩(酸化剤)はどちらにも入っていますが、あとの成分は違っています。

それぞれどういったものか調べてみます。


【共通】
過炭酸塩(酸化剤)
過酸化水素水と炭酸ソーダを3:2の割合で混ぜ合わせた「過炭酸ナトリウム」のこと。
過酸化水素水は殺菌・消毒・汚れ落としの効果がある酸素系の漂白剤「オキシドール」のことで、塩素系の漂白剤のような臭いがなく、色柄物でも色落ちを気にせず使え、過炭酸塩は使用後は水・炭酸ソーダ・酸素の3つに分解されるので、環境に優しい。

「殺菌・消毒・汚れ落とし」という風呂釜掃除に必須の成分が両方に入っています。



過炭酸ナトリウムは「酸素系漂白剤」という名称もあり、洗濯用の洗剤としても使われています。


シャボン玉石けん 酸素系漂白剤



過炭酸ナトリウムと過酸化水素水を化合させて作られている酸素系漂白剤「オキシクリーン」も人気の洗剤です。


オキシクリーン



シャボン玉石けんのサイトで、「シャボン玉石けん酸素系漂白剤」でお風呂の風呂釜掃除ができると紹介されています。

シャボン玉石けん酸素系漂白剤を使った風呂釜の掃除方法
①一つ穴(または二つ穴)が充分つかるくらいに水(またはお風呂の残り湯)を張ります。
②その中に酸素系漂白剤を100g程度入れます。*汚れ具合に応じて漂白剤の量は変更してください。
③その後、10分くらい沸かします。カスが出なくなれば火を止めます。後は、汚れた水を排水しカスが出なくなるまでホースなどで充分洗い流してください。
シャボン玉石けんから引用


過炭酸塩だけでも風呂釜が洗える性能があるのですが、ジャバスクラビングバブルにはさらに他の成分も配合されています。

ジャバに含まれている過炭酸塩以外の成分にはどんな性能があるのでしょうか?


【2つ穴用】
炭酸塩(アルカリ化剤)
アルカリ性が強く、脂肪酸を溶かす作用があり、皮脂汚れやあか汚れを落とす効果がある。別名、炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)
高級アルコール系(非イオン)(界面活性剤)
界面活性剤が動植物性油脂や石油から精製される高級アルコールからできていて、水に溶けやすく、皮脂や油汚れに高い洗浄力を発揮する。
非イオン界面活性剤は、水に溶けたときにイオン化しない親水基をもっている界面活性剤で、水の硬度や電解質の影響を受けにくく、他の全ての界面活性剤と併用が可能。

過酸化水素水と炭酸塩(炭酸ソーダ、炭酸ナトリウム)を3:2の割合で混ぜ合わせると過炭酸ナトリウムになるので、炭酸塩は過炭酸塩の下位互換なのかなと思いますが、スクラビングバブル2つ穴用には、過炭酸塩の他に、炭酸塩も使われています。



また、皮脂や油汚れに高い洗浄力を発揮する高級アルコール系の界面活性剤も配合されています。

2つ穴の風呂釜はお湯がゆっくり循環し、汚れが風呂釜にたまりやすいという性質があります。

スクラビングバブル2つ穴用は、皮脂汚れや油汚れを落とす性能が強化され、ポンプのような形状のケースで洗浄剤を風呂釜の中に送り込み、お湯がゆっくり循環している間に風呂釜の内部の洗浄ができるように作られているようです。


【1つ穴用】
クエン酸ナトリウム(キレート剤)
水はカルシウムやマグネシウムなどの金属イオンのミネラル分を含有しており、その量が多いと石鹸の泡立ちを妨害して洗浄効果を妨げてしまうので、キレート剤と呼ばれるクエン酸などでミネラル分を封鎖して水からくる金属イオンによる障害をなくしている。
漂白活性化剤
短い洗浄時間で漂白効果を発揮する。
アルキル硫酸エステルナトリウム(界面活性剤)
高級アルコール系陰イオン界面活性剤。手肌や皮膚への刺激性が低く、シャンプーや歯磨きなどにも使用されている。石鹸についで生分解性が良く、環境中でほぼ完全に分解される。

1つ穴用の風呂釜は配管が長く、雑菌などが繁殖しやすいという性質があります。

スクラビングバブル1つ穴用は、キレート剤で金属イオンの影響を調整しながら界面活性剤で洗浄し、漂白も行なって、菌対策の性能が強化されているようです。


まとめ


ジャバスクラビングバブルの2つ穴用と1つ穴用はどちらも2つ穴の風呂釜の掃除ができるとなっていて困惑したのですが、風呂釜の構造や洗浄剤の配合成分を調べてみると、2つ穴用と1つ穴用のそれぞれの風呂釜の性質に合わせて作られていて、けっこう違いがあることがわかりました。
 
我が家の2つ穴のお風呂の風呂釜掃除には2つ穴用が適しているようですが、2つ穴用・1つ穴用の両方に含まれている過炭酸塩はそれ単体だけでも風呂釜掃除ができる能力があるので、両方を交互に使い、それぞれの性能を発揮して掃除してもらうようにするのもありかなと思います。





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