水うちわの使い方、岐阜の手作り伝統工芸品で涼やかに♪

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水うちわ

水うちわを水に浸してから仰ぐと
涼しい風を起こせます。

日本の昔からの知恵が
活かされている
節電にもつながる
エコなアイテムなんです^^

水うちわとは?

うちわと言えば、
竹素材で薄く作られている骨に
紙が貼り付けられているもの。

水に浸したら
簡単に壊れてしまいそうです。

岐阜県の伝統工芸品の
水うちわの作り方は、
手漉きの和紙と
竹の素材の骨の台に
天然のニスが塗られていて
水を弾くようになっています。

ニスが塗られているため、
和紙が透けていたり、
竹の部分が光っていて、
透明で繊細な外観をしています。

また、船遊びの際に
水うちわを水につけて、
濡れたうちわで扇いだ時に
水しぶきが飛んで、
その気化熱を楽しんだことから
水うちわと呼ばれています。

水うちわの涼しさの理由

お風呂上りや、
汗をかいた濡れた体で
扇風機に当たると
気化熱で涼しく感じますね。

水うちわを水に浸して仰ぐと、
飛び散った水が顔や体につき、
気化熱が発生して
涼しく感じられます。

また、うちわで扇ぐと、
風速2mほどの風が吹きます。

風速1mの風が体に当たると
体感温度は約1度ほど
下がって感じられます。

水うちわによる
気化熱と風により
温度が下がって感じられて
涼しくなっているんです。

岐阜県の伝統工芸品

水うちわは、岐阜県の
伝統工芸品です。

古くから続く
手作りの水うちわのお店を
ご紹介します。

⇒ 住井冨次郎商店

手作りで、竹の骨に
薄い和紙を貼り合わせて、
ニスを塗って透明感を出し、
1週間ほど干して
完成させています。

通販によるオンライン販売も
始めたようです。

⇒ 家田紙工

手漉き和紙問屋の家田紙工。

美濃手漉き和紙(雁皮紙)に
こだわり、天然素材を使用した
高級な水うちわです。

涼しげですね~

手元にあるだけでも
猛暑を快適にすごせそうです^^





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