東京駅記念Suicaが大人気で499万枚、約100億円に!

Pocket
LINEで送る



東京駅外観

東京駅の駅舎は、1914年開業。

100年前の建設当時、この駅舎のある丸の内側は
なんと、野原だったのだそうです。

重要文化財である日本銀行本店を設計した
辰野金吾と、建築設計事務所を共同経営していた
葛西萬司が設計しました。

深谷市産の鉄筋レンガで造られている
豪壮華麗な洋式建築です。

東京駅のドーム状屋根

東京駅のドーム天井

東京駅の駅舎には、
南北にそれぞれドーム状の屋根があり、
細かい装飾が各所に施されています。

建設当時は、ドーム下の丸の内南口が乗車口、
丸の内北口が降車口と、使い分けられて
使用されていました。

東京大空襲で、丸の内北口の降車口に
焼夷弾が着弾して大火災が起こり、
レンガ造壁とコンクリート造床の構造体は
残りましたが、鉄骨造の屋根は焼け落ち、
内装も大半が失われてしまいました。

終戦直後から修復工事が行われて、
ドーム部分の外壁を修復し、
かつては3階建てでしたが、
安全性に配慮して2階建てになり、
ドームは丸型から台形になりましたが、
壁面や窓枠に施されていた装飾は、
2階建てになっても忠実に復原されました。

2007年から2012年にかけて、
創建当初の形態に復原する建て替えが行われ、
鉄骨鉄筋コンクリート壁で躯体を増築して
建築当初の3階建てに戻した上で、
壁面と天井面は、干支や、
2mを超える大きさのワシの彫刻や
レリーフが存在した創建時の意匠を
忠実に再現してあります。

東京駅開業100周年記念Suica

その、再現されたドーム内のレリーフと
駅舎がデザインされた、
「東京駅開業100周年記念Suica」。

きれいなデザインです^^

2014年12月に、東京駅構内で
1万5000枚限定で発売したところ、
予想以上の購入希望者が殺到して
大混乱が起きて販売を打ち切り、
希望者全員に販売する方針に変更されました。

1枚2000円(デポジット500円+チャージ1500円)で
1人3枚までの申し込みが可能ということで、
2015年の1月30日~2月9日まで
購入の申し込みを受け付けていて、
最終的に、合計で約499万枚
申し込みがあったそうです。

最初に用意していたのが1万5000枚ですから、
ものすごい大人気ですよね。

なんと、普通のSuicaの年間発行枚数が
300万~400万枚で、
東京駅開業100周年記念Suicaの申し込み数は、
その数を上回ってしまっています。

希望者全員が購入できるよう増刷しますが、
すべての発送が終了するのは、
来年3月ごろまでかかる予定とのこと。

499万枚×2,000円=99億8千万円です!
ものすごい売り上げですよねw





シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする