松谷みよ子さんの本と思い出

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図書館

松谷みよ子さんが他界されました。

小学校の頃、学校の図書館にあった本に
随分お世話になりましたが、
当時は作者がどなたかなど気にしていませんでした。

松谷みよ子さんの本というと、
モモちゃんとアカネちゃんくらいしか
思い出せませんでした。

どんな本があったかと調べてみたら、
ほかにもいろいろお世話になっていました。

松谷みよ子さんの本

モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ)

モモちゃんが、生まれた日から
幼稚園に行くまでのお話しです。

小さな女の子の日常や心の機微が
丁寧に書かれていて、
モモちゃんの気持ちになったり
ママの気持ちになったりして、
一緒に喜んだり涙ぐんだりしてしまいます。

モモちゃんのシリーズではこの後、
アカネちゃんという妹が生まれて
モモちゃんがお姉ちゃんになり、
お母さんが離婚してシングルマザーになり、
お父さんの死もあり、
モモちゃんもママも、成長していきます。

モモちゃんを読むと、心の中の大切なものが
温かくなる感じがします。

あかちゃんのうた (松谷みよ子あかちゃんの本)

いわさきちひろさんの絵のこの本も
松谷みよ子さんでした。

この本は、赤ちゃんがいた
近所の家にありました。

その家に遊びに行って、
赤ちゃんに読んであげると喜んでくれて、
自分も読むのが好きだった本です。

龍の子太郎(新装版) (児童文学創作シリーズ)

これは、なんとなく記憶がアニメなので、
まんが日本昔ばなしで見たのかもしれません。

まんが日本昔ばなしの始めの歌で
男の子が竜に乗っているのも
龍の子太郎のモチーフなんですよね。

ふたりのイーダ (講談社青い鳥文庫 6-6)

小さい頃、児童館かどこかで
「ふたりのイーダ」の映画を
母と一緒に見ました。

これも松谷みよ子さんが原作だったんですね。

ストーリーは覚えていないけれど、
たくさんの不思議な、椅子のシーンと、
繰り返されるフレーズを覚えています。

まさか原爆の話だったとは。

子供の頃に読んだ本は、
大人になってから読んだ本とは違って、
心の深いところに刺さっている感じです。





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