冷蔵庫に備わっている自動製氷機ですが、
給水タンクの部分はとりはずせて
洗浄できるんですけど、
ここに、けっこうすぐ黒かびが生えるんです><
できあがった氷が、できてからしばらくたつと、
なんだか臭うことがあるんですよね。
この臭い、冷蔵庫の臭いかと思ったら
カビの臭いかもしれないんです。
水のタンクの部分にでる黒かびは、
水の通り道のパイプの中にも
当然、発生しているらしく、
しかもここ、見えないし掃除できないんですよね><
この、製氷機の黒かび対策をまとめました。
冷蔵庫の自動製氷機がカビてるかも!
まずは簡単に洗える給水タンクですけど、
パッと目はきれいでも、恐ろしいのは、
はずせるパーツをはずした裏側。
パイプのようなものの内側やら、
肝心の水のフィルターの部分などに
意外とすぐに黒かびが発生するのです。
冷蔵庫内の温度は3~5度ですが、
カビは、10℃以下の環境でも繁殖できるので、
黒かびにとっては余裕の環境なのです。
給水タンクは、週に1回、
パーツを全部分解して洗います。
続いては、出来上がった氷がたまる氷のケース。
これは、外側の枠は冷蔵庫に組み込まれていますが、
内側がはずせるようになっているので、
こちらをはずして洗います。
付属の氷用のスコップを洗うのも忘れずに。
氷自体も、長期間置くと黒かびや雑菌で
臭いや味がしはじめたり、
冷蔵庫の臭いが移ったりするので、
氷のケース部分を洗うときに
捨ててしまって、新たに作り変えるといいですね。
そして肝心な、パイプ部分の洗浄。
ここははずせないので困ってしまうのですが、
ちゃんと専用の洗浄剤がありました。
原材料・成分は
クエン酸、リンゴ酸、梅酢、クチナシ色素、イオン化水
食品添加物でできた、製氷機の洗浄剤です。
緑色の液体のエメキューブを水道水と混ぜて
給水タンクに入れて製氷すると、
緑色の氷ができ、その氷を捨て、
水道水で製氷して、色がでなくなればOKです。
緑色の氷ができる過程で、
洗いにくい給水経路のパーツまで除菌・洗浄できます。
アイリスオーヤマ 自動製氷機クリーナー 氷キレイ JSC-150
原材料・成分は
クエン酸、リンゴ酸、梅酢、酸性イオン化水、
赤シソエキス、クチナシ黄
こちらも洗浄成分には食品原料が使用されてます。
オレンジ色の液体で、使い方はやはり、
液体の氷キレイを水道水と混ぜて
給水タンクに入れて製氷するだけでOKです。
どちらも価格は、1回500円弱程度です。
さらに肝心なのは、氷を作る「水」です。
水道水には、消毒用に塩素が添加されていて、
黒かびや菌類の繁殖を抑えるようになっています。
ところが、例えば浄水器や
(ブリタなどの浄水器も含みます)
アルカリイオン整水器などを通すと、
塩素が除去されてしまって水が痛みやすくなり、
カビや雑菌の繁殖が容易になってしまいます。
一度沸騰させた水やミネラルウォーター、
井戸水なども、塩素の添加がないので
製氷に使うのはよくありません。
冷蔵庫の自動製氷機に使う場合は、
水道水をそのまま使うほうがいいのです。
浄水で氷を作りたい場合は、
自動製氷機を使わず、冷凍庫で製氷皿で作ればOKです。