乳がんの検診で行われる
マンモグラフィーやエコー検査、
費用はどのくらいかかるのでしょうか?
乳がんの治療は早期発見が鍵
現代では、女性の20人に一人が乳がんになっているそうなんです。
私の身近で乳がんに
なってしまった人が複数いますし、
いまどきの女性にとって
乳がんは他人事ではありません。
がんは、発症する場所によって
治りやすいものと
治りにくいものがあるそうです。
治りにくいものの代表はすい臓がん。
そして、治りやすいがんは、
乳がんや甲状腺がんだそうです。
がんは、まだ小さいうちに治療するほど
治癒率が高く、再発後の生存率も
年々上昇しているとのこと。
乳がんは、いかに早期にがんを
発見できるかが鍵のようです。
定期的に検診を受けて、
少しでも早く発見したいですね。
また乳がんは、がんのしこりに
触れることができるので、
自分で発見できる数少ないガンです。
セルフチェックの方法は
こちらでまとめています。
⇒ 乳癌のしこりの特徴、どんな大きさや硬さ、位置なの?
⇒ 乳癌の症状かもしれない、胸の小さな陥没やひきつれ
しこりのようなものがあるようなら、
すぐに専門医を訪ねるようにしましょう。
ただやはり、ガンかもしれないとなると、
病院に行くのは不安なものです。
せめて、どんな検査をするのか、
どのくらいの費用がかかるのかといった、
事前にわかることを知っていると、
少しは気が楽になるのではないでしょうか?
どんな検査をするのかについては
こちらでまとめています。
⇒ 乳癌の検診方法の詳細は?恥ずかしいし、痛みが心配。。
このページでは、費用についてまとめています。
乳がんの検診の内容
別ページにもまとめているように、乳がんの検査としておこなわれるのは、
問診、視診と触診、
マンモグラフィー撮影、
超音波検査(エコー)です。
若い方(20代、30代)は、
マンモグラフィー検査は有効ではなく、
超音波検査を勧められるようです。
40代以上の方に対しては、
マンモグラフィーと超音波を
併用することで高い精度が
得られるとのことです。
保険は使える?診療と検診の違い
乳房の検査を受けるには、診療(保険適用可)と
検診(保険適用不可)があります。
診療とは、
胸にしこりをみつけたとか、
健康診断で精密検査が必要になったなど、
何らかの症状がある場合です。
検診とは、とくに自覚症状がなくて
確認のために受ける検査です。
保険が適用されるかどうかで
金額が違ってきます。
乳がん検診にかかる費用
乳がんの検査の保険点数は、- 初診料 273点
- マンモグラフィー 508点
- 超音波検査 350点
1点10円なので、
■保険適用(1割負担)
- 初診料 273円
- マンモグラフィ 508円
- 超音波検査 350円
■保険適用(3割負担)
- 初診料 819円
- マンモグラフィ 1,524円
- 超音波検査 1,050円
■保険不適用(10割負担)
- 初診料 2,730円
- マンモグラフィ 5,080円
- 超音波検査 3,500円
調べてみたところでは、
病院やクリニックによって
費用にけっこう幅がありました。
また、5年に1回の検診では少なすぎで、
自腹を切って毎年検診するようにと
多数のお医者さんがすすめていました。
無料で受けられる乳がん検診
■厚生労働省の乳癌検診厚生労働省が、
40歳、45歳、50歳、55歳、60歳の
女性に、乳がん検診の
無料クーポン券を配布していて
5年ごとに無料で検診が
受けられるようになっています。
⇒がん検診推進事業について(厚生労働省)
■ライフカードの無料乳癌検診サービス
「ライフカード Stella」
というクレジットカードは、
女性の健康をサポートする
サービスがついていて、
そのうちのひとつとして、
「子宮頸がん」「乳がん」の
検診を無料で受けられる
日本対がん協会発行の
クーポンのプレゼントが
ついています。
年会費がかかるカードですが、
使うと貯まるポイントを
年会費の支払いに回せるので、
公共料金の支払いなども含めて
月に14,200円以上使えば
年会費を無料に充当できます。
⇒女性の味方!ライフカード「Stella」
また、このカードは、
体に関する悩みを
現役医師や看護婦・薬剤師に
メールで相談できる、
月額300円の健康Q&Aサイト
「カラダメディカ」を
6ヶ月間無料で利用できます。
⇒ カラダメディカ
メールでなら、
直接だと話しにくいことも
気軽に相談できるし、
医者にいくべきかどうか
自分では判断しにくいことも
相談できていいですね。
まとめ
早期発見が鍵の乳がん。無料で受けられる検診なども
上手に利用しながら、
年に1回ペースの検診で
見逃さないようにしたいですね。