病気などで
具合が悪いときや
食欲がないような時に、
何も食べずに
いるわけにもいきません。
そんな時に選びたい
消化のよいものの
簡単レシピや食材、
コンビニで用意できる
胃に優しい食べ物を
紹介します。
消化のいい食べ物とは?
食べても胃に
負担がかからないものが
消化のいい食べ物といえます。
- 食材を細かくする
- やわらかく煮込む
- 薄味にする
- 温める
などの調理方法で
胃にかかる負担を
軽減できます。
一番簡単なレシピから
紹介します。
すりおろしたりんご
果物には独自の
消化酵素があり、
単品で食べると
自らの酵素で消化され、
わずか30分程度で
胃を通過します。
果物を一種類だけ食べると、
体の回復を助ける
ビタミンが摂れる上、
消化がよく、
胃に優しいのです。
中でもおすすめなのが
すりおろしたりんごです。
りんごは栄養豊富で、
「一日一個のりんごは
医者を遠ざける」
とも言われるほどで、
そのりんごを
すりおろすことで
さらに消化しやすく
なります。
りんごならコンビにでも
手に入りますね。
りんごジュースでは
熱処理されていて
酵素も栄養も
少なくなっています。
できれば生のりんごを
使いましょう。
りんごを6つに切り、
芯の部分を取り除いて
すりおろします。
皮のまま使ったほうが
より栄養が豊富に摂れます。
冷たいと胃に負担が
かかるので、
常温のりんごを
使いましょう。
煮込みうどん
続いておすすめなのが
煮込んで柔らかくした
うどんです。
具などは入れない
素うどんにしましょう。
インスタントの
カップ麺ではなく、
生麺を選びます。
スーパーなら、
袋入りの生のうどんが
手に入りますし、
コンビニでしたら
アルミの器に入っていて
コンロで温める
鍋焼きうどんなどで、
具材を取り除いて
うどんの麺だけ使います。
長時間火にかけて
うどんが柔らかくなるまで
煮てから食べます。
おかゆ・リゾット
お米からおかゆを
作る場合は、洗ったお米と
お米の5倍くらいの量の水を
お鍋や土鍋に入れます。
強火にかけて沸騰したら
弱火にして10分。
火を止めて
しばらく蒸らしたら
おかゆの完成です。
レトルトのおかゆを
温めて食べてもいいですね。
体の調子にあわせて、
削り節とお醤油を入れたり、
お味噌で味をつけたりすると
ひと味変わります。
蒸らし終えたところに
とき卵を回しいれて
ふたをして少しおくと、
栄養豊富な
卵雑炊になります。
炊いたご飯や、
コンビニで売っている
保存のきくご飯を
お鍋に入れて、
水を同量くらい足し、
しばらく火にかけても
簡単におかゆが作れます。
水の代わりに、栄養のある
豆乳や牛乳を使ったり、
コンソメやコーンスープの素を
入れても美味しい
リゾットになります。
料理せずに食べられる食材
熱があるようなときには、
冷たいものを口にすると
心地いいですよね。
胃が受け付けるようでしたら、
コンビにでも手に入るもので、
- ゼリー
- プリン
- ヨーグルト
などが口当たりがよくて
おすすめです。
常温のものでしたら、
- カステラ
- 食パンの身の白い部分
- 蒸しパン
果物でしたら
- バナナ
- 桃の缶詰
などが食べやすいです。
果物は全般的に
胃に優しいですが、
ミカンやオレンジなどの
柑橘類は、袋の部分が
消化が悪いうえ、
やや刺激が強いです。
避けたい食材
胃に負担がかかるのは、
■冷たいもの
アイスクリーム
氷菓
■脂っこいもの
揚げ物
スナック菓子
インスタント食品
レトルト食品
■香辛料
■アルコール類
などです。
調子がよくなるまでは
控えるようにしましょう。
まとめ
まずはすりおろしりんごから
スタートして、
体と相談しながら、
煮込みうどんやおかゆへ。
よく噛むことで
唾液の消化酵素が働き
胃への負担を減らせます。
ゆっくり味わうように
召し上がってください。
お大事に!