母が、ずっと咳が止まらず、
痰も切れにくくなっています。
ついに微熱も出てしまって、
夏風邪か!?と病院に行ったら、
レントゲン撮影や血液検査の結果、
風邪ではないし、胸から音もしないので、
気管支炎や肺炎、喘息などでもなく、
しばらく様子をみてみるということで、
解熱剤と抗生物質の薬をもらってきました。
様子を見ればいいとのことなので、
なにか緊急なものではないようですが、
原因が特定されないというのは
対策のとりようがなくて困るんですよね(^^;
しかも母は、熱は下がったのですが、
咳や痰がぜんぜん止まらないですし
特に夜になると湿ったような咳がでて
苦しそうなのです><
薬を飲み続けるのも嫌ですし、
気になるので、なにかできることはないか、
長引く咳や痰の原因と対策を調べてみました。
夏型過敏性肺炎が近いかも!?
この時期、風邪とよく似た症状がでる、
カビやダニなどが原因で起こる
夏過敏性肺炎という病気が拡大中なのだそうです。
夏過敏性肺炎ででる症状は、風邪に似た、
発熱や咳、痰、呼吸困難といった症状です。
夏過敏性肺炎とは、ダニやカビの他、
細菌や真菌、化学物質などの
無機物に対するアレルギー反応で発症し、
入院や旅行などで家を離れて
原因物質から遠ざかると、
自然に症状は治まるといった特徴があります。
母は、入院や旅行の予定はないので、
夏過敏性肺炎かどうかの確認は難しいのですが、
蒸し暑い環境が続くと、
「トリコスポロン」というカビなどが増えて、
この状態が起こりやすくなるそうで、
そういえば、暑くなってきて
エアコンを使い出した頃から
咳が出始めたような気もします。
エアコンは、使い始める前に
フィルターの掃除はしたのですが、
ハウスクリーニングやエアコン清掃の
業者さんに頼んだりして
内部まで徹底的にはやるような掃除はしていないので、
エアコンの黒カビなどでアレルギーに
なってしまっているのかもしれません。
昔と違い、今は、家やマンションなどの
密閉性が高まったことにより、
カビが繁殖しやすい環境が増えているそうです。
夏過敏性肺炎の予防には、
湿気から家を守ることがとても重要で、
換気をこまめにして、風を家の中に通したり、
除湿機などもうまく利用して、
部屋の湿度を60%程度に保つことが鍵です。
マイコプラズマ肺炎にも似ている!?
マイコプラズマ肺炎とは、
しつこい咳と、頑固な発熱が特徴で、
発熱や全身倦怠感(だるさ)、頭痛、
痰を伴わない咳などの症状がみられます。
咳は熱が下がった後も
長期にわたって(3~4週間)続くのが特徴で、
多くの人はマイコプラズマに感染しても
気管支炎ですみ、軽い症状が続きますが、
一部の人は肺炎となり、重症化することもあります。
マイコプラズマ肺炎は、
肺炎という名前をもってはいますが、
聴診器で呼吸音を聞いても異常がなく、
外見だけではわかりにくい肺炎です。
マイコプラズマ肺炎は1年を通じてみられ、
冬にやや増加する傾向があります。
マイコプラズマ肺炎は、
患者の咳のしぶきを吸い込んだり、
患者と身近で接触したりすることにより感染し、
感染してから発症するまでの潜伏期間は長く、
2~3週間くらいとされています。
あまり重症になることはなく、
大体が、外来治療で治るそうです。
母は、呼吸音には問題がないと言われたのと、
熱が下がった後も咳が続いているので、
この点ではマイコプラズマ肺炎に似ている感じですが、
頑固というほどの熱ではなかったですし、
最近、マイコプラズマ肺炎の人と接触したり、
この2~3週間の間に病院など、
マイコプラズマ肺炎の患者さんがいそうな場所に
行ったりもしていないですが。。
でも買い物とかで感染している方と
すれ違っているかもしれないですね(^^;
ということで、とりあえず私でできそうなことは
部屋の中の黒カビ・ダニ対策ですね。
冷蔵庫に備え付けの製氷機の
黒かび対策はすでにやっているのですが、
【関連記事】
⇒ 冷蔵庫の製氷機がカビてるかも! 自動製氷機の清潔な使い方
心当たりのあるエアコンや室内の
黒かび対策や掃除をやってみたり、
あとは、咳を止める民間療法などを
調べてみることにします。
【関連記事】
⇒ 咳止め効果のある民間療法 10選