包丁の研ぎ方 1分で簡単に砥石で研ぐコツ

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包丁と砥石

包丁は自己流で砥石で研いでいるのですが、
根元の方がなかなかうまく研げないし、
すぐに切れなくなってきてしまうのです。

でも、こんな下手っぴながら、
シャープナーを使って研ぐよりは
なぜかよく切れるのですw

家庭用の一般的な包丁の正しい研ぎ方や、
砥石とシャープナーの違いを調べてみました。

家庭用の包丁

私も使っている、一般的なこの形の包丁を
「三徳包丁」といいます。

三徳とは、肉、魚、野菜など幅広い材料に対して
さまざまな切り方が出来ることを表していて、
先が尖っていて、背中が丸い形をしています。

野菜などを押し切りする日本の菜切り包丁と、
肉に包丁の先を切れ込ませる西洋の牛刀を
組み合わせて、両方の特性を持った刃物として
生み出された包丁です。

この包丁の研ぎ方を調べました。

三徳包丁の研ぎ方

三徳包丁は、ほとんどのものが「両刃」といって、
包丁の両側から刃が付いていて、
食材にまっすぐ刃が入り、左右とも同じように
切れるようになっています。

包丁を研ぐときも、両側を同じように研ぎます

砥石

砥石は、ホームセンターや金物屋さんなどで
入手できます。

大きく分けて3種類に分類できます。

荒砥石(あらといし)

#200~#600
包丁の刃かけや刃こぼれの修復用で、
数字が小さいほど目が粗いです。

中砥石(なかといし)

#1000程度
切れ味の回復用で、
普段のお手入れは、これ1つでOK。

仕上砥石(しあげといし)

#4000~
中砥石で研いだものに仕上げをかけて、
さらに切れ味をよくできます。

仕上砥石は目が細かく、水をかけてもすぐに
吸収して水分がなくなってしまい、
刃の滑りが悪くなってしまいます。

使う前にしばらく水につけておくと
研ぎやすいです。

包丁の研ぎ方

Youtubeに包丁の研ぎ方を教えてくれている動画が
たくさんあるのですが、
丁寧に教えてくれているすばらしい動画が多くて、
ありがたい反面、見るのが大変だったりw

そんな中、短くてシンプルでわかりやすかったのが
こちらの動画でした(1分29秒)

慣れるとこんな風に簡単に1分くらいで
研げてしまうものなんですね。

ここで使っているのは中砥石です。

砥石をぐらぐらしない安定した場所に置き、
濡れ布巾などを下に敷いて、
動かないようにしっかり固定します。

この動画のように砥石に対して45度で包丁を当てて、
片側を3箇所にわけて研ぐのは初心者向きで、
これを続けていると、砥石の中央部分ばかり
削れてしまいます

慣れてきたら、80度くらいの角度で当てて、
全体を一度に研ぐようにし、
砥石全体を満遍なく使うようにします。

また動画では、包丁を15度ほど浮かせる角度が
わかりやすくなるような補助具を使ってますが、

10円玉を1~2枚包丁の下に当てると、
ちょうど15度くらいの角度になり、
補助具を用意しなくても感覚が掴めます。

私が自己流で研ぐと、付け根の方に
「カエリ」ができてませんでした。

付け根の方が研げていなかったんですね。

中砥石で研いだ後、仕上砥石を使って同じように研ぐと、
切れ味がさらによくなります。

砥石とシャープナーの違い

シャープナーとは、砥石となるセラミックが
組み込まれているツールで、
簡易的に切れ味を蘇らせることが出来ます。

包丁を通す部分を拡大してみると、
砥石の上で15度浮かせて研いで作る刃よりも、
かなり角度が広いのがわかります。

包丁のシャープナー

包丁の切れ味は「刃先の鋭さ」にかかっているので、
私の下手っぴな研ぎ方でも、
これよりは角度が狭かったので、
シャープナーよりはましな切れ味に
研げていたようですw

さらに、砥石で包丁を研ぐと、
「鋸(のこ)の目」と呼ばれる、
目には見えないほどのわずかな
鋸(のこぎり)の目のようなぎざぎざがついて
切れ味がよくなっています。

シャープナーを使うと、この、
「刃先の鋭さ」と「鋸の目」を潰してしまうのです。

調べたコツを取り入れて、回数を重ねて
砥石で上手に包丁を研げるようになりたいです^^





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