もっちりプニュっとした
独特な食感のわらび餅。
材料が揃えば、
意外と簡単に
家庭で作れてしまう
レシピなんです。
わらび粉を使って
本格的に作ることも、
片栗粉を使って
作ることもできますよ^^
わらび餅とは?
くるくると丸まった
なんともかわいい姿で
お馴染みの山菜の蕨。
その根っこからとれる
デンプンが
「わらび粉」です。
わらび粉は、
わらびの根っこを
叩きほぐして洗い出し、
精製して作ります。
厳冬の時期に根を掘り
何度も冷水に濾し、
手作業で粉にまで
精製するのに
10日以上かかります。
わらび粉は
10kgのわらびの根から
70gほどしか作れません。
原料の採取や製造に
手間がかかるので、
製造者が非常に
少なくなっていて、
貴重な高級品と
なってきています。
そのわらび粉を
お餅にしたものが
本来のわらび餅ですが、
わらび粉の代わりに
サツマイモやタピオカから
取られたデンプンや、
葛粉を主材料にして
製造したものも
わらび餅として
販売されています。
本わらび粉
わらびの根っこから
とれるデンプンは、
灰色がかっています。
そのため、
本物のわらび粉で
つくるわらび餅は、
けっこう色が黒いです。
本わらび粉で作ると、
冷蔵庫で冷やすと
固くなったり
色が変わったり
してしまいます。
また、すぐに
表面が固くなり、
さらに味も落ちてしまうので、
作ったらすぐに
いただきましょう^^
本わらび粉のわらび餅のレシピ
<材料>
☆本わらび粉 50g
☆グラニュー糖 100g
☆水 250ml
好みできな粉や黒蜜
ボウルにお餅を冷やす
氷水を用意しておきます。
<作り方>
テフロン加工の
フライパンを使うと、
焦げたりくっついたりせず
作りやすいです。
フライパンに
☆の材料を入れ、
木ベラで混ぜて
よく解かします。
フライパンを中火にかけて
混ぜていると、
少しずつお餅のように
固まってきます。
弱火にして、
ひとかたまりの
透明感とツヤのある
お餅になるまで
混ぜ続けます。
火を止めて、
1分ほど捏ねます。
ボウルの冷水に
お餅をそのまま入れて
粗熱をとります。
氷水を取り替えて
お餅を冷やし、
食べやすいサイズに
千切って完成です。
お好みできな粉や
黒蜜をかけていただきます。
時間とともに
どんどん味が落ちるので
早めにいただきましょう。
こちらの動画が、
材料や分量がちょっと
違っていますが、
お餅の様子などが
わかりやすいです。
片栗粉で作るわらび餅のレシピ
家にある材料で
作れてしまう
わらび餅です。
黒蜜も手作りしてみます。
<材料>
わらび餅
◎片栗粉 50g
◎砂糖 30g
◎水 250cc
きなこ 適量
黒蜜
■黒糖(きび砂糖でもok)60g
■水 50cc
<作り方>
まずは黒蜜から。
■の材料を
お鍋に入れて火にかけ、
煮溶かします。
黒糖で作ると黒蜜に、
きび砂糖で作ると
茶色の蜜になります。
わらび餅の方は、
本わらび粉の
作り方と同じです。
わらび餅のアレンジメニュー
■メイプルシロップ
蜜のかわりに
メイプルシロップを
かけます。
メイプルシロップと
きな粉って
意外と合うんです^^
■水の変わりに牛乳や豆乳で作る
牛乳かんのようになります。
■冷凍する
日持ちしないので、
すぐに食べない場合は、
わらび餅を
冷凍してしまいます。
かちかちにならず、
しゃりしゃりもっちりの
不思議な食感になります^^
■ココナッツミルクをかける
タピオカ風になります。
フルーツを入れても
美味しいです^^
■練乳をかける
■アイスクリームと合わせる
きな粉と黒蜜に
アイスクリームを添えると
絶妙です^^
■あんこを添える
まとめ
本わらび粉で作ると
片栗粉で作るお餅とは
触感が違いますが、
高価格で、長く持ちません。
すぐに食べられるときや、
特別なときにおすすめです。
片栗粉で作っても
十分美味しくいただけます^^
透明感のある
見た目が涼しげなわらび餅、
暑い時期にいいですね^^