ポリパンのレシピ、ポリ袋で混ぜる簡単手作りパンの作り方とコツ

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ポリパン

ポリ袋を使ってパンを作る
「ポリパン」の作り方で
週に2~3回、
自家製の手作りパンを
焼いています。

ポリパンのレシピや作り方、
簡単なコツを紹介します^^

ポリパンとは?

ホームベーカリーを使わずに
手ごねで自家製パンを
作るとなると、
パン生地をこねたり
発酵させて膨らませたり、
かなり大変そうだったり、
いろいろな道具が
必要そうだったりして、
パンの初心者や未経験者には
ハードルが高く、
簡単には手が出せないような気が
してしまいます。

そんな不安を
吹き飛ばしてくれるのが
「ポリパン」なんです。

材料をポリ袋に入れて、
しゃかしゃか振るだけで
パン生地の準備は完了。

そのまま放置しておくと
袋の中で発酵して
パンが膨らみます。

そのパンを成形して
焼くだけでパンが完成!

捏ねたり、
道具を揃えたりしなくても、
手作りパンが焼けるのです^^

ポリパンの動画と基本レシピ

「ポリパン」を提唱している
梶晶子さんご自身が
配信してくださっている
Youtube動画です。

材料をポリ袋にいれて
振るだけでできます。

動画ではホシノ天然酵母という
酵母を使っていますが、
ドライイーストを使うと
もっと簡単に作れます。

基本的なレシピです。

<材料>
・強力粉……300g
・水……160g
・ドライイースト……3g
・砂糖……大さじ2
・塩……ひとつまみ
・バター……20g

強力粉とドライイーストは
スーパーで手に入ります。

使う粉によって
味がぜんぜんかわるので、
色々な強力粉を
試してみるのも
面白いですね^^

ドライイーストは、
私の近所のスーパーでは、
カメリアのイーストを
よく取り扱っています。

バターですが、
冷蔵庫から出したばかりだと
冷たくて固いですが、
指で全体をまんべんなく
潰すようにすると
簡単に柔らかくなり、
粉に混ざりやすくなります。

バターを入れると
パンがふんわりし、
風味がよくなりますが、
お好みで、入れなくても
大丈夫です。

また、水160gは、
牛乳や豆乳などに
変えたり混ぜたりしても、
全体で水分量が160gになれば
大丈夫です。

<作り方>
潰したバターも含めて
材料を全部、
ポリ袋に入れます。

ポリ袋は、ちょっと厚めの
物の方が破れにくく、
安心して使えます。

スーパーやホームセンターで
100枚入りで
300円前後のお値段で、
サイズは12号くらいが
使いやすいです。

薄手の袋の場合は、
何枚か重ねればOKです。

ダイソーの100枚入りの
ポリ袋1枚でやったら、
破れてパン生地が
こぼれてしまいましたが(^^;
重ねて使ったら大丈夫でしたw

後は動画のように、
パン生地がまとまるまで
しゃかしゃか振って
少し捏ねれば
準備は完了です。

パンの発酵

季節や気温によって
変わってきますが、
ドライイーストを使った場合、
夏場なら常温で1~2時間、
それ以外の時期なら
2~3時間ほど置くと、
パン生地が2.5~3倍に膨らみます。

天然酵母だと、
8~12時間かかります。

これを1次発酵といいます。

2.5倍くらいに膨らむのが
目安になるので、
動画のように、嵩の比率が
わかるような容器に
ポリ袋ごといれておきましょう。

手作りパンというと、
捏ねるのが大変そうという
イメージがありますが、
実は季節や温度で変わる
発酵具合の管理や見極めが
難しいポイントだったり
します(^^;

発酵がたりなくても
発酵しすぎてもダメでして、
私も発酵で何度も
失敗していますw

が、ポリパンの方法で焼けば、
とりあえずはパンになります。
(経験済みw)

1次発酵が終わったら、
パン生地を取り出します。

パンの香りがする、
弾力があるふわふわの
生地になっています^^

ガスがたくさん含まれているので、
生地を軽く捏ねてみましょう。

これをガス抜きといいます。

ここから先の、
もう一度発酵させたり、
(2次発酵といいます)
焼いたりする方法も
動画があります。

1次発酵が終わり、
ガス抜きしたパン生地で
チョコやレーズン、
胡桃などの具をくるみ、
フライパンの中で発酵させて、
ちぎりパンにしています。

このパン生地は、
どんなパンにも使えるので、
ちぎりパンにせず、
そのまま1つに丸めて焼いたり、
型に入れたり、
小さく小分けにして
プチパンにしたり、
形は自由自在です。

オーブンで焼く場合は
天板の上に、
フライパンやお鍋で
焼く場合はフライパンや
お鍋の中にパンを並べます。

オーブンシートを敷いた上に
乗せると、パンの下側が
くっつかないです。

パンを並べる間隔を
広く取ると、
単独のパンになり、
動画のように
くっつけるように並べると、
ちぎりパンになります。

40~50分ほどおいておくと、
パンが2倍くらいに膨らみ、
2次発酵が完成します。

これで発酵は終了で、
いよいよ次は
パンの焼成です。

パンの焼き方

オーブンで焼く場合は、
オーブンの最高の温度で予熱し、
200度で12~15分焼きます。

オーブンや、パンの形によって
焼く時間はかわってくるので
パンの焼き色や様子をみて
調整してください。

オーブンで焼くと、表面全体が
きれいなオレンジ色に焼けます。

フライパンやお鍋で焼く場合は、
最初に2分強火で、
その後、13~15分弱火で焼きます。

パンをひっくり返して、
再び最初に2分強火で、
その後、13~15分弱火で焼きます。

フライパンやお鍋だと、
下からの加熱だけで焼くようになり、
パンがふんわりと焼けます。

トースターや魚焼きグリルでも
パンを焼けます。

表面が焼けすぎてしまうので、
ある程度焼き色がついたら、
アルミホイルをかぶせると
綺麗にやけます。

ポリパンの本

フライパンや鍋で焼くなら

ポリ袋で作る天然酵母パン  フライパンや鍋で手軽に焼ける

オーブンで焼くなら、

ポリ袋でかんたん! 天然酵母の食事パン&おつまみパン

オーブントースターや
グリルで焼くなら、

ポリ袋でラクラク! オーブントースターで焼く天然酵母パン

がおすすめです。

まとめ

ポリパンの方法で
パンを焼けば、
材料の強力粉と
ドライイースト以外は
家庭にありそうな材料ですし、
特別に必要な道具は
とくにありません。

家庭でパンを焼くのは、
発酵に時間がかかるのが
ちょっと大変ですが(^^;
焼き立てのパンの
香りと味を知ってしまったら、
手間や時間は二の次で、
また焼きたくなって
しまうかもしれません。

手作りパンの焼き方は、
ポリパン以外にも
いろいろあって、

  • パン生地をよく捏ねる
  • 捏ねずにまぜるだけ
  • 水分量を多くする
  • 冷蔵庫に長時間入れる

など、手作りパンを
焼く人の数だけ
バリエーションが
あるのではないか、
というほどです。

そんな中で、ポリパンは、
手軽においしく焼ける
部類の焼き方です。

ポリパンを試してみてくださいね^^





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