パンの1次発酵をさせるときに、
パン生地をポリ袋に入れて
発酵させる方法を提唱している方が
いらっしゃいます。
これまでに読んだパンの作り方の本で、
ポリ袋を使って発酵をさせている方法を
まとめておきます。
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国産小麦粉と天然酵母の手作りパン、まとめ(随時更新)
ポリ袋で1次発酵
梶晶子さん
ポリ袋を使って作るポリパンを
提唱していらっしゃいます。
1次発酵どころか、材料を混ぜるところから
ポリ袋を使い、気軽にパンが作れます。
すべての材料をポリ袋に入れて、
しゃかしゃか振ると、
けっこう重さがあって、慣れるまでは
ここで息切れしちゃうんですけどw
あっという間に材料が混ざり、
後はビニール袋の上からちょっと捏ねるだけで
生地の準備が完成します。
しかも、最初の本やこの動画では捏ねてますが、
続巻では、捏ねなくてもOKになってます。
パンは、捏ねなくても作れるんですよね。
ただ、捏ねると食感が変わり、
この辺は好みで調整すればいいのかと。
私が人生で初めて焼いたパンは、
国産の小麦粉とホシノ天然酵母を使った
ポリパンでした^^
焼いたのが、去年の8月末の猛暑真っ盛りの時で、
窓を全開にして、扇風機を回してはいましたが、
室温は恐らく35度以上。
パン生地がどんなものなのか、
温度や過発酵のことなども知らずに
本のレシピ通りに作ったパン生地は、
高温で過発酵し、べったべたにw
梶さんのポリパンの最初の本では、
発酵の終わった生地を丸く成形して、
イングリッシュマフィンにし、
手軽にフライパンやお鍋で焼いています。
べったべたに過発酵した生地を丸めるのは
ものすごーーく大変でw
丸められずに、なんとかだましだまし
フライパンに生地を落っことして焼きましたw
焼きあがったものは、イングリッシュマフィンのはずが、
どう見てもおやきにw
でも、こんな大失敗作ながら、
買ってきて食べるパンより美味しかったのです^^
これではまってしまいw
私の手作りパンの日々が始まったのでした。
相原一吉さん
相原さんのポリ袋の使い方は、
捏ねあがった生地をポリ袋に入れて、
すべりにくい、綿の幅広の紐を使って
包み紙に入っているキャンディのような形にして
ほとんど余裕をもたさないようにし、
破裂対策として、これを3重にして
冷蔵庫で長時間低温発酵させています。
これで、パン生地が膨らもうとしても膨らめず、
圧力がかかって、捏ねる効果がでてしまうという。
私が最近やっている、冷蔵庫を使っての
長時間低温発酵のマイレシピでは、
⇒ レーズンカンパーニュ(ポリ袋に入れて長時間低温発酵、美味しく焼けました^^)
この方法をアレンジして(手抜きしてw)
取り入れていて、厚手のポリ袋を使って、
余裕をもたさずに口を縛って発酵させています。
最初はビビってかなり余裕を持たせたり、
ポリ袋を二重にして発酵させていましたが、
現在は、厚手のポリ袋を一重でやっていて、
いまのところ、破裂したことはありません。
この方法をやるようになってから、
私の目指している、味わい深くてふんわりした
パンが焼けるようになっています^^
口を縛ると、発酵が終わったら
ポリ袋を引き裂く必要があり、
もったいない精神を発揮し、
現在は、口をビニタイで止めて、使い終わったポリ袋は、
生ゴミを捨てるときに再利用しています^^
あんこさん
最近見つけたばかりの、手作り酵母を使って
すばらしいパンを焼いていらっしゃる方の本です^^
私の生活のタイムテーブルでは
30分おきのパンチを数回繰り返し・・というような
手間をかけられないので、
あんこさんの方法をそのまま取り入れることは
できないのですが、色々と、大いに参考になってます。
あんこさんがやっているポリ袋を使った
長時間低温発酵の方法が、
私がやっている方法と一緒でして、
驚いてしまいました^^