春夏秋冬、季節の酵母が香るパン/タロー屋

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春夏秋冬、季節の酵母が香るパン/タロー屋

果物や花、野菜などから
作った天然酵母水を使って作る
高加水パンのレシピが
ステキな写真と共に
紹介されている本です^^

タロー屋

本の前にまずは、
タロー屋さんについて。

タロー屋のサイト
畑のコウボパン・タロー屋

自家菜園の野菜、果物、
花から起こす
季節の自家製酵母と
国産小麦(はるゆたか)などを
使って焼いているパン屋さんです。

営業形態は、
月に数回発送の通販(通パン)と、
店頭で木曜日と土曜日の
10:00から売り切れ終いの
パンの販売をされています。

通パンは、おまかせ便と
いうものがありますが、
販売数が少なく、
すぐに完売してしまっているようです。

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畑のコウボパン タロー屋

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タロー屋

口コミ・レビューによると、
事前に予約を入れておかないと、
お店が開いている時に
店舗に行っても
パンを手に入れるのが
難しそうです。

ということで、
パンの販売数が少なく、
店頭でも通販でも
なかなか手に入れにくい
パン屋さんです。

春夏秋冬、季節の酵母が香るパン/タロー屋

春夏秋冬、季節の酵母が香るパン/タロー屋

星野太郎さんと
真弓さんのご夫婦で
パンを焼いていらっしゃいます。

天然酵母のことを知り、
その不思議な魅力に魅せられて
独学でパン作りを
始められたとのこと。

天然酵母というと、
干しブドウやりんごなどから
酵母を育てているレシピを
よく見かけますが、
タロー屋さんの酵母は
パン工房の隣の自家菜園で
採れる無農薬栽培の
野菜やハーブ、
四季折々の果物や花から
酵母を自家培養しています。

天然酵母の育て方は、
清潔な瓶に水とともに
素材を封じ込める、
シンプルなもの。

その酵母液を使って、
国産小麦粉と塩を使い、
半日かけて発酵させ、
高加水でどっしりしていながら、
焼き込みはやや軽めに見える
パンを焼くレシピです。

様々な種類の天然酵母や
陰影が深めのパンの美しい写真で
レシピが紹介されていて、
眺めていると
豊かな気分になれる本です。

自家製で手作りパンを
焼くときの一番のネックは
温度の管理かと思います。

こちらの本では、
発泡スチロールの箱などに
お湯をはったボウルと
一緒にパン生地を入れて
温度管理する方法が
紹介されています。

私は、数年にわたり
継ぎ足して使っている
元種を使って
手作りパンを焼いていて、
すっかり力強く管理も楽になった
パン種のパンばかり焼いていますが、

【関連記事】
継ぎ足して使っている天然酵母の元種

そんなずぼらな私でも、
温度管理が楽な季節に、
その時期の果物や花を使って
酵母を育て、
天然酵母液で焼くパンに
チャレンジしてみたいと
思ってしまう本です。





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